Tag: ヤマハ

RTX1200/RTX1100間でIP-VPN

Posted by on 5月 19, 2009

RTX1200/RTX1100はIP-VPN回線を使うことができます。先般IP-VPN回線でのイントラネット開通を行いました。通信事業者はKDDIです。

RTX1200-IP-VPN

利用したKDDIのIP-VPN網の場合は、ヤマハのホームページの事例の設定とは異なります。IP-VPNの良さは単一の通信事業者に閉じたネットワークなので、障害の少ないネットワークを構成することができます。

また「通信事業者の網」なので、応答時間の予測がつきます。今回の設定は東京都内ルーター間対向で5msec台で安定して推移し、回線越しとしては極めて安定した通信です。

IP-VPNで組むネットワークは、ルーター側で暗号処理をする必要がないことも特徴です。そのためルーターの負荷も低く抑えられます。

今回のIP-VPNの開通は現地設定以前に作成した設定のままで、問題なく接続ができました。実は開通済みの対向ルーターの接続設定を見ること以外は、回線事業者様が提供する接続要件をエンドユーザー様から一切提示していただけないという変則的状況でした。そういう中で無事開通でき、別途紹介しますがIP-VPNの障害時にはインターネットVPNへの自動迂回も予定通り実装しています。

自動迂回を実現するために対向ルーターの設定も調整しました。

RTX1200+FOMAハイスピードの通信速度

Posted by on 3月 12, 2009

ヤマハRTX1200+FOMAハイスピードでのインターネット速度です。

初期の条件の良いADSL並みの速さが、今は携帯で実現します。

この記事は、上記速度を測定した

  • Eee PC S101
    • RTX1200に有線LAN100Mbps接続

で投稿しました。

匠のヤマハルーターセミナー

Posted by on 2月 14, 2009

 匠技術研究所では、ヤマハルーターの技術セミナーを開催しています。ヤマハルーターの技術セミナーを実施しているところは少なく、弊社の他は発売元の住商情報システムが実施しています。

住商情報システムの技術セミナーの源流はヤマハルータービジネス立ち上げ期にできました。住商情報システムと弊社のセミナーの根本的な違いは、ルータを販売する側からの目か、ネットワークを使う側からの目かの違いで、補完関係にあります。今後は、ユーザー様にとって良いセミナーとなるよう住商情報との連携を深めて行きます。

ヤマハルーターは技術情報を公開することを前提としています。発売開始から「設定例集」が添付・公開されており、設定例を解説つきで知ることができます。また、ヤマハはrtpro.yamaha.co.jpを通じて豊富な技術情報を提供しています。メーカーが積極的な情報公開をしていることに加え、rt100i-usersという、メーリングリストでのルーター利用者間のコミュニティベースの情報交換の場が充実しています。このような背景から、技術セミナーに頼ることなく豊富な情報を入手可能です。

ヤマハルーターシステム管理関連図

1995年発売当初のヤマハのルーターは「7行設定」を標榜し「簡単に設定できるルーター」が売りでした。その後、日本のネットワークの実情にあった機能追加を積極的におこない、IPマスカレード、回線バックアップ、IPsec VPNを低価格なルーターの中でいち早く対応し、普及の大きな要因となりました。

今のヤマハルーターは、もはや「7行設定」では使うことができません。多機能になりコマンドの数も驚くほど増えています。

多機能化は設定の多様化につながっており、同じことを実現する方法が複数あります。ところが、ルーターの利用者はどの実現方法が自社のネットワークに適しているかを知ることは困難です。各ユーザや、システムの販社が、ルータの設定に関し、複数の選択肢を実践的に評価し、最適な解を選択することは考えられません。

一方、簡明なネットワーク設計と、ヤマハルーターの機能との組み合わせで、ほとんどの企業のネットワークを構築できます。近年は一般の企業のみならず、医療画像伝送のネットワーク、病院のネットワーク等も構築しています。

このようなネットワークを構築するときは、典型的な設定例と、ルーターのコマンドを知っているだけでは不十分です。ネットワークの設計フェイズでは、アプリの動きからネットワークへの要求事項、機能、性能を判断する必要があります。

弊社はTCP/IPを使ったソフトウエアの開発も行います。体制も小さいので、アプリケーションからの要求事項をネットワーク設計に反映することが容易です。

その為、ヤマハの設定例集と同じネットワークでも、設定例集とは異なる設定を行うことが多々あります。様々なネットワーク構築の経験を基に、設定の最適化を行うからです。

匠技術研究所のセミナーは、単にヤマハルータを知っているから、売ってるから実施するのではありません。 企業のアプリケーション・ネットワークを構築するときに必要な事柄をどのようにネットワークに反映するのかを考え、回線を選び、通信機器を選択し、実装、運用すれば良いのかをお客様と共に考える場にしたいと考えています。

株式会社匠技術研究所

2009年2月13日

谷山 亮治

ヤマハRTX1200の初期IP

Posted by on 2月 11, 2009

RTX1200と携帯電話接続

ヤマハRTX1200はRT58iと同じ初期IPがLAN1に設定されています。RT58iと同様にDHCPサーバーも稼動しており、パソコンとLAN1をDHCP接続すれば、設定をはじめることができます。

これまでのRTXシリーズは初期IPを持たなかったので、工場出荷状態で既存LANに接続しても影響はありませんが、RTX1200やRT58iでは「既存LANに合わせて設定してからLAN1接続」する必要があります。既存LANではIPアドレスの設定と、必ずDHCPサーバーを外すことをお忘れなく。

■RTX1200のLA1の初期設定値

# RTX1200 Rev.10.01.08 (Thu Dec 18 15:40:26 2008)
# Memory 128Mbytes, 3LAN, 1BRI
ip lan1 address 192.168.100.1/24
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

確認コード CAPTCHA を使うには Really Simple CAPTCHA プラグインのインストールが必要です。

ヤマハルータセミナー0902

Posted by on 1月 18, 2009

ヤマハルーターセミナー2009年2月開催分のご案内を以下にて行っております。
ご参加をお待ちしております。

情報技術の四方山話の案内記事へ

以下、引用

今回は、初めての運用管理者向けセミナーということで、少人数で行います。ご参加のほどよろしくお願いします。

■ヤマハルータネットワークの構築から運用まで~入門編~
○概要:
ヤマハルータを使ったネットワーク構築、運用に必要な実践的なポイントを軸にネットワーク設計から運用までの考え方を実機での動作を確認しながら説明しま す。これからヤマハを使う方、実案件をお持ちの方が対象です。入門編とはいえ、syslogホストの作り方等も含め即役に立ちます。

○講師:谷山 亮治
○期日(同内容):2月3日(火)定員4名、2月4日(水)定員4名
○時間:10:00-16:00(途中休憩含む)
○ご持参いただくもの:設定用シリアルポート付きPC。

○ご利用可能な回線
– ISDN回線
– Bフレッツ回線
– フレッツADSL回線
– EMobile回線(PC側)
– docomoハイスピード(PC側、ご用意できないこともございます)

○ヤマハルータ実機
RTX1200
RTX1100
SRT100
RT107e
RT58i
RT57i

○セミナー内容
0)基本操作
– 設定画面と設定方法
– webインターフェイス,コマンドライン操作の基本
– 設定の表示と保存
– ログの表示と保存

1)インターネット接続
– プロバイダ接続と基本設定
– ファイヤーウール入門と基本設定

2)ルーティングの基礎知識
– ルーティングの考え方
– ルーティングの実際

3)アドレス変換の基礎知識
– IPマスカレード、NATの実際

4)VPN接続
– NetVolanteDNS
– PPTP接続入門
– IPsec接続入門

5)ログを記録する
– Windowsでのsyslog収集
– Linuxでのsyslog収集

6)運用技術の四方山話
– 運用の留意点など自由に。

実回線に接続できるところが特長です。
定員も最大4名様なので詳細なお話ができます。

○ヤマハルータ器材協力:住商情報システム株会社

○費用
初回特価 一日15,000円 (両日同内容です。)

○お申し込み
希望日とお名前、ご連絡先を明記の上
問い合わせフォームをご利用ください

ヤマハルータの技術情報源

Posted by on 1月 11, 2009

ヤマハルータは1995年発売以来、干支が一回りする間成長を続けてきました。ヤマハルータに取り組み始めたときから、多くの技術情報が以下のサイトで公開され続けています。ルータ技術の宝庫rtpro.yamaha.co.jpへこのサイトの情報は、IPネットワークの基本を取りまとめた事項も豊富です。設定例も豊富で設定内容についても詳細に説明しています。一方、ヤマハルータの成長を支えた、rt100i-usersというヤマハルーターの技術情報交換を目的としたメーリングリストがありあります。rt100i-usersの説明ページへ多くのヤマハルータユーザー、ヤマハの開発やサポート、営業などを含めて自由な意見交換がなされており、ここで疑問を解決した方も多いと思います。加えて、姉妹サイトに以下のサイトがあります。夫々特徴があります。NetVolante.jpヤマハルーターの製品情報へヤマハの音とネットワーク製品を語るこれほど技術情報を公開することに積極的な日本のルーターメーカーは他に知りません。このように豊富な情報を提供しながら、豊富な情報ゆえ、期待する局面にどの機能を使うのか「やりたいことへの到達」に苦労します。ネットワーク・サービスの多様化により「通信したい!」と思っても、何をどうすれば効率的なのか判りにくい時代になってきました。もう少し、ネットワークから見て、体系的に必要な情報にたどり着く方法がないものか、このサイトと今後立ち上げを予定しているwikiやFAQサイトなどファミリーサイトを通じて試行してみます。

RTX1200の次世代ネットワーク対応概要

Posted by on 1月 5, 2009

ヤマハRTX1200は2008年10月に発売開始されました。その次世代ネットワークへの対応を解説します。

■docomoの高速携帯端末で通信するRTX1200

RTX1200と携帯電話接続

1)全ポートギガビット対応

RTX1200のLANポートは全ポートギガビット対応です。既に提供が始まったギガビットでのインターネットアクセスに対応できます。分散した事務所のネットワークを集約する本社やデータセンターのVPNルーターとして使えるほか、事務所ではLAN側8ポートのコアスイッチとして使えます。

2)IPv6対応

ヤマハルーターは基本機能としてIPv6対応しています。NTTが推進する次世代ネットワークNGNへの接続もできます。間違いなく着実にインターネット接続のIPv6化は進みます。

3)USB高速携帯通信対応

USBポートに高速携帯端末を接続することができます。ブロードバンド回線の設置ができないところ、一時的設置ですむところ等でも携帯電話網でつなぐことができます。また、バックアップに携帯回線を使うこともできます。

このUSBでの高速通信機能は、将来的にはUSB経由でまだ実現されていない多様な通信方法に対応できる可能性が高く、インターネット接続の多様化、特に高速携帯系、さらにWiMAXなど新しい無線通信系に柔軟に対応ができる可能性があります。

以上のように、これまでのRTx1000,RTX1100に続き法人用インターネットアクセスルータとして安心して使うことができます。次世代のネットワークへの変化に柔軟に対応でき、通信の仕組みが変わっていく中でも安心の選択肢です。

株式会社匠技術研究所

 

谷山 亮治