「月刊情報技術の四方山話」を開催しています。
様々な情報技術の中から身近なトピックスを取り上げます。
3月の勉強会はRTX1200を高速携帯回線(docomo FOMAハイスピード)に接続し、モバイルVPN接続を使った「出先で事務所」を取り上げ、情報保護対策を考えました。
■A面
RTX1200をモバイルルータとして使い、実際の動作環境を確認しました。
- インターネットルータとして使う
- 別の記事でも紹介していますが、初期のADSLの速度です。
- ダウンロードが多くなければ普通に使えます。
- docomoは通信制限があります。詳しくはdocomoにご確認ください。
- EMobileの通信制限についてはEMobileにご確認ください。
- VPNで事務所と接続する
- もちろん接続できました。
- VPN経由でリモートデスクトップを見てみる
- これも特に違和感なく使うことができました。
- VPN経由でファイルサーバーアクセス
- 遅さ(重い感じ)はありますが使うことができました。
- VPN経由でIP内線電話
- 時間の都合上割愛しました。後日記事にします。
■B面
モバイルVPN接続を利用して、出先で事務所。モバイルの活用は大事なのですが情報漏洩対策をしっかり行う必要があります。
- 「出先で事務所」の実環境
- Eee PCとEMobileでの事務所VPN接続
- Linuxアクセスサーバーへ
- 次回に持ち越しました
- ヤマハRTX1500へ
- PPTP接続、IPsec接続を試しました
- Linuxアクセスサーバーへ
- デスクトップを一元活用
- VPN経由で事務所のWindowsPCを呼び出しました。その環境で以下を確認しました。
- 電子ファイルを一元管理
- 電子メールを一元管理
- モバイル接続できないときの情報セキュリティ対策
- 「secure Xecu」による暗号化と情報保護
- 「指割」による安全な情報管理
- VPN経由で事務所のWindowsPCを呼び出しました。その環境で以下を確認しました。
事務所にVPNでつなぐと、リモートデスクトップ経由で事務所のパソコンで仕事を始めてしまいます。それぐらい自然に「事務所を使う」ことができます。
今回の勉強会では「出先も事務所」がノートパソコン単位ではなく部屋単位で実現できることを確認できました。